【新唐人2014年7月28日】朝鮮戦争の休戦から61周年を迎える前夜の26日、北朝鮮はミサイルを一発、発射しました。これに対し韓国とアメリカは、「国連安保理の決議違反は許されない」と警告しました。
26日、北朝鮮はミサイルを一発発射し、「在韓米軍を狙った」ことを明らかにしました。
翌日、米軍の高官が朝鮮戦争休戦61周年の記念式典に出席し、北朝鮮に警告しました。
在韓国連軍司令官 スカパロッティ大将
「北朝鮮は安保理決議に違反し続けていますが、絶対許されません」
61年前の7月27日、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれましたが、「休戦」の言葉が示すように、戦争はまだ終わっていません。
毎年、休戦の記念式典が両国で開かれていますが、それは2つの社会の違いを鮮明に映し出しています。
今年、韓国政府は再度、盛大な記念式典で、国際社会との友好を確認しました。
61年前、アメリカなど21か国の国連加盟国が民主陣営の韓国に派兵し支援しました。毎年、韓国は記念式典で、それらの国に感謝し、同盟関係を強めています。
これまでと同様、韓国政府は朝鮮戦争に参加した国内外の兵士に勲章を贈りました。鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相は、戦争の悲劇は繰り返してはならないと述べ、韓国は必ず平和統一を果たすと強調しました。
鄭烘原首相
「朝鮮半島の自由と平和を実現するためには、平和的に統一を果たすべきです」
韓国側の元兵士は、不安定な情勢において、米韓関係の強化は必須だと述べました。
朝鮮戦争の元兵士
「韓米同盟があったからこそ韓国は発展できました。米国が我々を諦めていたら、全てが終わっていたでしょう」
朝鮮戦争の元兵士
「対峙が続く状況で、何を仕出かすか分からない北の政権に対し、いつも警戒する体制をもっと強化するべきです」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/28/a1126066.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/尹)